Bagan (Pagan) へ

その1

仏教遺跡の町「バガン」をご存じでしょうか? ミャンマーの中央部、イラワジ川の左岸一帯(約40平方km)に11世紀頃のバゴダや寺院が行ってみなければわからないほどの数散らばっています。 その景色を最初に見た時には「何これ〜っ!?」と思わず声が出てしまいました。 その様子は「2ページ」からのお楽しみ、このページはバガンまでのナガ〜イ道のりの紹介です。


ここが旅の出発点の「ヤンゴン駅」です。
真っ白な建物はとても美しく教会か何か
と見間違うくらいです。
左から二番目の塔の下あたりにある窓
口でチケットを買います。
ちなみにバガンまで$28でした。 この時
は17時間で到着と言ってたのに・・・
なんと1時間1ドルの列車となってしまっ
たのでした。

夜9時半にヤンゴン駅を出た列車は順調
に、と言ってもレールの床の状態がちゃ
んと平らになってないせいか、かなりゆれ
ながらゆっくりと暖かい風を切りながら北
へと走っていきました。
そして、ごらんの「日の出」とても美しい朝
でした。
朝ご飯は、最初に泊まった駅「ピンマナー」
でおばちゃん達の売る、「ナン」にした。
ちょっと勇気が無くて、野菜と薬味の練り
物はおことわりした。
うまかった。

駅に着くと、上二枚の写真のように物売り
の人々が大勢寄ってくる。 さながら臨時
マーケットみたいな賑わいとなる。
列車は場所によっては20〜30分も止まっ
ていたりする。 そしておもむろに汽笛を鳴
らし出発する。

← なんとか?駅

線路沿いに走っている道路には、あまり
車は見られない。 もっぱら牛車と馬車が
活躍していた。

これが列車を引っ張っている韓国製の
(大宇)ディーゼル機関車。 この名も知
らぬ駅に着いたのが朝9時45分。
何とそのまま6時間ぐらい止まったままで
出発したのは4時すぎ。 英語をしゃべる
人もおらず、私は何のことかわからずただ
出発を祈ってました。

この駅で遊んでくれた子供たちは、商売
そっちのけで相手をしてくれました。
子供の笑顔はどこでも元気の元です。
ありがとう。
線路は一見するととても整備されている
ようですが、床がやわらかいのか、動き
だすとかなり揺れるのでスピードがだせ
ない。

そしてここが長い旅の終わりの「バガン」
駅。 おととしぐらいに建てられた新しい
駅でとても重厚な作り。
私の乗った列車は深夜2時にこの駅に
到着したので。 この写真は後日撮影した。

なが〜い列車の旅でしたが、退屈する事
は無く、楽しい旅でした。 暇のある方は
ぜひ挑戦してください。