東洋の女神に会いに バンティアイスレイへ行く

バンティアイスレイはアンコールワットからくさらに車で一時間ほど奥へ入ったところにひっそりとたたずんでいます。 昨年まではクメール・ルージュの出没する地域を通る為危険地帯とされ、自由に見学は出来ませんでした。 それが昨年来の政治情勢の変化で安全に行けるようになったのです。 そしてここには「東洋の女神」と呼ばれるレリーフ「デヴァター像」があります。 周囲が約400mの小さな遺跡ですが、その彫刻の彫りの深さと美しさは1時間の悪路を越えて来る価値はあります。 画面でその美しさが伝わるかどうか疑問ですが、ご覧ください。


ラテライトの敷かれた参道。

入り口付近で地面に落ちた屋根の部分の彫刻。

各塔の入り口の上にはそれぞれ違った彫刻が。

外壁は赤色砂岩とラテライトを使っている。

ここが本堂の部分、他と比べてもすごく小さい。

入り口の両端には「デヴァター像」が。

爪まで彫られた緻密さは感動ものです!

ここには数体の違った東洋の女神がいる。

別に私がでかい訳ではない!

朽ちて落ちそうな屋根にも彫刻が・・・

参道の石燈篭に隠れる物乞いの子供。

いつも明るい土産物売りの子供たち。
私自身、3度目のアンコールワットですが、ここには始めてきました。緻密な彫刻とひっそりとたたずむ遺跡の姿、そしてまだすれていない土産物売りの子供たちとも楽しい出会いでした。 タイ製の質のいい白いTシャツが2$、色つきで3$。 プノンペンでこの値段まで値切るとなると結構たいへんなのでお土産にどうぞ。 もしアンコールワット観光のチャンスがあればぜひ行って見てください。