| ナポリ旅の報告 1日目（6月20日） | ||||
 ２日目 |
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| 「６月中ヨーロッパ方面ディスカウント→269JD」のチラシを目にしてナポリに行きたくなった。
私の出身は大分県別府市に近い所、その別府市は昔から「東洋のナポリ」と呼ばれていたのです。
それと若い頃に流行したナポリ民謡やカンツォーネ数々。
サンレモ音楽祭やジリオラチンクェッティ、ミーナとかのイタリア人歌手が日本でももてはやされた。
もう少しまえには「月影のナポリ」（森山加代子・・・）とこの辺になると知ってる人は少ないでしょう・・・。と、
まぁとにかく色々昔からの想い出もあるし行って見たい所だったわけです。 旅の予算 (1)交通費 ・アンマン-ローマ往復 約400$ ・ローマ-ナポリ往復（鉄道）約40$ ・その他交通費 4日間約100$ (2)宿泊代 ・ホテル４泊 約200$（50$Ｘ４泊） (3)食事代 ・一日約20$Ｘ5日 100$ (4)小遣い等 ・160$ 合計 １０００＄
アンマン・クィーンアリア空港を飛び立ったＲＪ101はマダバ上空を横切りそのまま死海へ。 死海、イスラエルを横断して地中海へ抜けた。 外の景色をみながら、１０年前湾岸戦争直後にヨルダンへ来た時の事を想いだした。あの時のイギリスからのフライトもＲＪ。機内の地図にはイスラエル領域が真っ白く塗ってあり「パレスチナ」と描かれていたのが印象的だった。 しかも飛行機は地中海の端に来るとぐっと機首を上にあげシリアから下へ降りてアンマンへ入って来た。イスラエルを横切ることは出来なかったのだ。 それを想いだして一人感動していた。 地中海に出ると真っ青な海が広がる。 そしてイタリア半島。ローマの空港へは海側から旋回して進入した。初めてのイタリアへの第一歩。イミグレーションはいとも簡単、入国カードも無ければもちろんビザも不要。 ただパスポートを見せただけで通り抜ける。 さて取敢えずは両替と「Exchange」の看板を探す。空港内はレートが良くないとの情報なので「２００＄」を両替。 なんと「44万リラ（以降 L とする）」となった。でも十万リラ札、５万リラ札とあるので量的にはそれほど多くない。ではナポリを目指して国鉄空港駅へ。 国鉄空港駅で切符を購入。 一枚はローマまで17000L、そしてローマ・ナポリ間のインターシティー列車（ＩＣ）が47,000L （午後3:38発）。 ローマ駅はさすがに大きい。 空港路線は特別線らしく25番ホーム着。 この25番と言うのが通常の駅の１〜23番までのずーっと奥のほうに有り、25番から通常のホームまで10分ぐらい歩く事になる。 そしてナポリ行きＩＣ出発の７番へ到着。 発着掲示板に「遅れ・・・16:30発」と書いてある。 いきなり一時間近く出発が遅れる事になるが、それでも到着は午後6時30分だからまだ明るいと一人で安心する。 17:05やっとローマの７番ホームをナポリ向けＩＣは動きだした。 この分だと到着は午後７時を過ぎるだろうな、宿の予約をしてないのであまり暗くなるとちょっと嫌だな・・と思いつつも流れる車窓に目を向けてしばらく見入っていた。 午後７時20分ナポリ到着。 まだまだ明るい。 張り切って今夜の宿を探そうとリュックを背に町へ繰り出す。 第一の目標はインターネットの掲示板で見た「海の見える安ホテル→9,000L」だ、掲示板にあったようにカプリ行きフェリー乗り場のバス停から中央駅へ向けてバス停2つを目指すが、そこは結構街中で海は見えない。 たぶん何処かが違うと、今夜は第2候補の駅前10,000L（バス・トイレ付き）へ変更、駅へ戻り探すと5分で発見。 空室はツインの部屋で11,000Lと言うが、疲れたのでそこに決めた。 取敢えず荷物を置いて、腹ごしらえに。 ちょうど隣のレストランがやっていたのでスパゲッティ・ボンゴレとビールを頼む。ななななんと。 スパゲッティがうまい！ なんか歯ごたえ充分で切れがいい！ と言うか・・・。 これが本場の味か・・と感激する。 こんなうまいスパゲティは食ったことない。 ほんとに ! ! いい気分で部屋に戻ると、中は窓も無く、狭くていまいち。 ただシャワー（バスなし）・トイレ＋電話＋ＴＶの設備はある。 急いでNETに繋いで「今日のアンマン」の写真の更新をする。 まだナポリの写真は無いので、飛行機から見た「マダバ」の写真に決定。 ナポリの接続ポイントを設定し接続。 無事更新終了してシャワーを浴びて、疲れて寝てしまった。 |
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