ナポリ旅の報告 4日目(6月23日)
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いよいよ最終日。 今日はソレントとポンペイ・エルコラーノを目指す。ホテルの食事は8時からだけど、昨日の朝もあまりおいしくなかったので(やはり菓子パン)食べずに7時に出る事にした。

7時15分、フロントの留守番はまだ寝ているので起さずに出発。 トラムはすぐに来た。 車も気持ち少ないなと感じたが思えば土曜日だ。7時40分に中央駅に到着。8時11分の電車がある。ベスビオス周遊鉄道で切符を買い、ソレントへ。
約一時間9時過ぎに到着。

駅前は特に何もないので公園を抜けて海の見える所をめざす。 しばらく歩くと道路に出て、その下は崖。海面からかなり高い所に町がある。道路を左にずーっと歩くと繁華街に出た。ここが中心だ。 そこを右に折れて行くとまた公園。この公園が展望台になっていた。眼下にはソレントの港、港の横には幾つもビーチベッドを並べて日光浴ができるようになっている。既に(もう10時すぎ)泳いでいるグループもある。本当に一大リゾートなんだと実感。公園のバールでジェラートを買って食べながらしばらく海を見ていた。

ソレント
ソレント写真集は
ポンペイ写真集は

さてと先程の繁華街まで戻ってソレントのダウンタウンをブラブラ。 中々いい町。 ナポリよりも静かだ。 スーパーなどもあり、酒屋もある。 酒屋の店先にベスビオス・ワインが3本で15000Lと出ている。安い!思わず買い込む・・・が、ベスビオスワインを担いでポンペイを歩くのか・・・。ちょっと早まったかな!?

なんだかだんだん疲れて来たので駅に戻る事にする。電車の時間は7分・37分だったので時計を見ると11時28分。 37分で帰ろうと思いポンペイまで切符購入。ゴトゴト揺られて30分余りでポンペイ到着。駅を出るとすぐに入口。 26,000Lを払ってエルコラーノとの共通入場券を購入した。 さて見渡すとかなり広い。地図を貰ったけど、こりゃぁとっても全部は無理だと思い地球の歩き方で見所チェック。

おぅ。日本の団体さんが横を通ってる。 20名ぐらい。ナポリに来て始めて団体さんを見た。さすが日本の団体はすごい!(何が・・!?)あっけにとられてしばし通り過ぎるのを待ってから出発。まず入口横の祭殿らしきもの・・・。そして左に折れてベスビオスに向う方向の町並みを歩く。石畳には轍の跡が残り、水飲み場が各所にある。昔の人はすごいよね。 ペトラもジェラッシュ(ヨルダンの遺跡)
も人の気配は感じなかったけど、ポンペイは違う。昔の家並みが石畳の道路の両側にあるんだものね。なんといっていいのか・・・。こんなことがあるのかね。約2時間歩いて疲れた、飽きた。まだエルコラーノがある。そう言えばお昼を食べていない。取敢えずポンペイを出ようと思い外へ。すぐ前にあるバールでオレンジジュースを飲んだ。うまい!

ちょっぴり生き返ったのでエルコラーノへエルコラーノは駅から真っ直ぐ海へ向かっておりて10分ぐらい歩くと道路の真っ正面にある。 入口は高い所で、たぶん昔はその高さで火山灰に埋まっていたのだろう。 それを掘り出したからかなり下に遺跡があるのだと思う。 下へ降りて遺跡に入る。 規模はポンペイより小さいが(ポンペイは15,000人、ここは5,000人の町)生活の雰囲気はとても残っている。 オリーブオイルを入れたのかカメなどが見られる。風呂などもポンペイほど大きくはないが綺麗な壁画などが残っていて小じんまりとしていい。 ぐるっとひとまわりして、外へ出た。

エルコラーノ遺跡
エルコラーノ写真集は

外へ出て駅へ向かって5分ぐらいのところのレストランが行きがけにとても賑わっていたのでここで食事をしようと目を付けていた。またマルガリータをたのむ。 ここもちゃんと釜焼きだ。うまい。コーラを飲んでしばらくデジカメの写真を見ながらゆっくりした。さてと重い腰をあげる。足が痛い。 左の足の裏に豆ができた感じ。でも歩けないほどでもないし、とにかく出発。駅まで上がって、ナポリ駅へ。


サンタルチア港のレストラン街と
ベスビオス火山
夜はサンタルチアの港周辺のレストランで魚介類でもと思って外に出たが堤防わきではあちこちでキスしている。う〜〜んナンタルチア・・なんてね。卵城の近くに沢山のレストランがあったが高そう。それに土曜日とあって満杯状態。 夕暮れのサンタルチア港のヨットとベスビオスを見ながら風にあたりとてもいい気持ち。

で、あきらめてホテルの横のレストランで軽くと思って戻ったけどここも満杯。 しかたないのと金も無いのとでまたスーパーへ行ってジュースを買い、ビールとサンドイッチを買って帰った。ナポリ最後の夜はホテルでサンドイッチだったけど、気分良くビールも飲めたしとてもいい旅だったと思う。

明日はまた7時出発。ローマへ行ってアンマンだ。

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