ナポリ旅の報告 3日目（6月22日）写真集は

４日目 ２日目

カプリ島の「青の洞窟」は午前中が光の関係で綺麗だと本にあったので朝早く行くつもりが、昨夜インターネットが使えず朝フロントの電話を借りてチェックをしようとフロントに行くが泊まりの兄ちゃんはマネージャーが来るまで駄目と言う。しかたなくマネージャが来る9時まで待つ。ナポリ市内へ接続するのだから他のスタッフにも説明をしておくようにとマネージャーに頼んで。このマネージャーのみ少し英語がわかる。 さて９時半過ぎホテルを飛び出し、トラム（市電）で港まで。カプリ行きのフェリー乗り場へはトラムで２駅。トラムのチケットは一日券と一回券を何枚か買った。ちょっと車が混んでるけど10分で到着。色々な会社の船があるけどどれに乗ればいいのかと前を見ると「９：５５」と言うのがある。水中翼船だからこれにしようと切符を買う２００００Ｌ。フェリーに乗り込みデッキのイスに腰をおろすけど気温はそんなに高くないのに寒くない。風と潮の匂いが気持ちいい。白いスクリューの跡を引いてその向こうに見えるナポリの町。 右側にはベスビオスと素敵な眺め。 久々の海がやはりとてもいい気分だ。 約40分でカプリ到着。とりあえず青の洞窟行きの船に乗る。今日は少し波が有り、朝早いグループは入れなかったそうだ。15,000Lの短い方へ乗り込んで洞窟前へ。始めて見たけどびっくり！ あんなに小さいとは・・・。それに順番待ちの船がたくさん。 いつになったら入れるのだろう。待つ事それでも20分あまりで順番が来た。 小舟の船頭がとても調子良く誘ってくれる。同じ船の２人連れと向き合って座った。小舟代10,000L、洞窟代7,000L だったかな・・・船頭にチップは3人で5000L やったような気がする。入口で波を待って、エイヤッ・・とばかりにくぐり抜けるとそこは別世界！！ 海面下の真っ白な砂に外の光が当たって緑とも青とも言えない綺麗な色をかもし出している。船頭は唄を歌いながらぐるりとひとまわり、そしてプカプカ浮いて色を楽しむ。 そして順番を待って外へ出た。う〜〜ん。何ともいえない。 しかしあっという間の感動だった。 青の洞窟入りの順番を待つボート 船を降りて、何をしようか・・と思ったが帰るにはちょいと早い。目の前のケーブルカーに乗る事にした。ケーブルカーで上に登ると眼下の港がとても綺麗。そこから歩いて1時間ほどの昔の王様が住んでたと言う所へ行くことにした。 暑いけど風が気持ちよくて、歩くこと40分ぐらいで到着。島の北東の端になるのかな？ 崖っぷちに建った建物の跡。展望台らしきと頃からはソレント半島が目の前。下は数百メートルもあろうかと言う断崖絶壁。下を通る船がおもちゃのよう。 いい景色だ。ぐるっと廻ってベンチで休んでいると日本人らしきおじさん二人が上がって来た。 団体旅行のバッチをつけている。そのうちの一人が「ここをどうして知ってるんですか？日本のガイドブックには載っていないのに・・・」だって。私はたまたまみんなが行ってるのでついて来ただけと言うと「いやぁ、私はここに以前から来たかったのです」となんか良く解らない人だったけど、とても嬉しそうに広場のほうへ行ってしまった。 帰りも水中翼船に乗り、ホテルに到着したのは4時半。足が痛くて、ちょっとお湯につけて窓を開け放して一眠りする。７時ごろからまた活動開始。フロントのマネージャーに聞いて近くの地元のおいしいピザ屋へ行くことにした。 ホテルを出ていつも行く駅側と反対側に行くと坂になっていて、その先はとても賑わっている。その一角に目的のお店。 釜の中で焼けるピッツァ 名前を忘れてしまったけど地元の人しかいない。 もちろん注文はマルガリータ。 ここはマルガリータともう1種類（名前を忘れた）のメニューしかない。周りを見ると直径30cmぐらいのデカいピッツァを女性も子供もみんな一人一枚ずつ食べている。 日本でのピッツァの食べ方のイメージと全然違う。 ちなみに一枚7,000L＋コーラ（3,000L）でしめて10,000Lの夕食（約４＄＝500円ぐらい）。 店の中に釜があって、焼く所が見えるので写真を撮っていいか？と聞くとＯＫ。 ピッツァを広げているスタッフや釜へ入れている所を撮った。 今度はそこの店員たちが集まってきて一緒に写ると言うのでお客さんにたのんでシャッターを押してもらった。 さぁ食べて見るとこれがうまい。 薄く延ばしていてトマトとモッツァレアチーズのみ（ハッパが一つ乗ってた）、チーズのモチモチ感が何ともいえない。 ほんとおいしい。 帰ったらこの生地作り挑戦しなければ・・・。 腹一杯になったけどビールもワインも飲んでないので物足りずに途中のスーパーでビールとハーフボトルのワインを買ってホテルへ戻る。 今日の写真を整理しながらワインを飲んでいい気分で寝てしまった。

４日目 ２日目